皆さんはインプラント治療というのを聞いたことがありますか?歯が無い人に人工歯を付けるもので、海外でどんどん技術が躍進している治療方法です。インプラントにも種類がありますが、人によってはインプラント治療が行えない場合があります。今回はこのサイトでインプラント治療について紹介するので、自分に合っているかどうか確認してみましょう。

インプラントで治療できないケースがあります。
まだまだ成長過程にある子供の場合や、免疫不全、1型糖尿病などの方は、基本的にはインプラント治療をすることができません。
また放射線治療を受けている人もできない場合があります。
説明する医師特に顎骨に放射線を受けている場合、外科処置をすることができません。
麻酔を行う際に歯科麻酔により骨髄炎を起こすことがあるため危険です。
放射線治療をした後には唾液の分泌が減少しやすくなるため、口腔内のトラブルになりやすくなります。
放射線治療をしている方は口腔内のケアが大切になります。

またホルモン治療をされている人もインプラントの失敗例に関係するという研究結果があります。
治療不可の対象にはなっていませんが、インプラント治療を受ける際は担当医とよく相談してから施術を受ける必要があります。

そして口腔内の状態があまり良くない方は不適応と判断される場合があります。
他にも歯槽骨の骨量が足りない方や、喫煙者や糖尿病2型の人などは不適応かもしくは要相談という形になります。
まだ治療の余地はあるため、生活習慣の改善をしてみたり治療を受けてみて症状が改善されたりコントロールできるようであれば、インプラント治療をすることができます。

閉経後の女性に多い骨粗鬆症の人の場合、歯槽骨がもろくなっています。
絶対に不可能な訳ではありませんが、手術をすることが難しい状態と言えます。
このように治療が必要なケースでは、あらかじめ他の骨を移植する、人工骨の組織を入れ込むなどの前段階での準備が必要になります。
そうして時期を待ちインプラント治療をすることになります。

最初にご紹介した成長期の子供の場合、顎の骨も成長段階にあります。
そのためインプラントを埋め込んでしまうと、本来の歯並びからインプラントがずれることが考えられます。
周囲の健康な歯にインプラントが邪魔をして、成長した時に問題が起こる可能性が高いためです。

妊娠初期の方はつわりなどで治療が難しく、後期になると上向けで寝転がると気分が悪くなったり、早産が危惧されるなどがあるため治療は困難です。
外科手術の場合抗生物質や痛み止めなどを服用する必要があり、胎児の安全への影響に懸念があるとして、出産するまではインプラントの治療を行わないのが一般的です。
出産後も母乳などの影響もあるため、担当医ときっちり相談した上で治療を受ける方が好ましいと言えます。

インプラント治療後に気を付けたいこと

歯

歯科インプラントは顎の骨に埋め込むものと、上部構造という「人工歯」、そのインプラントと人工歯を連結するタイプの「アバットメント」の3つの部品で構成されます。
インプラント治療の成功率は96%以上と、安心・安全に治療を行うことができます。
しかし適切なメンテナンスなどをしなければ後々トラブルになります。

突然インプラントが抜けてしまった、支えている顎の骨が痩せてしまったなどの例は稀です。
歯茎の中に埋まっていた歯根部分が見えてしまった場合、お口の中の状態の変化が原因として挙げられます。
他には歯に残った食べカスやブラッシング不良などの磨き残しで、細菌が溜まって炎症を起こしてしまうことがあります。
「インプラント周囲炎」といい早めに治療することで、肝疾患などの後遺症が残らず顎の骨から抜けることも防ぐことができます。
歯茎に締め付け感などの症状がある場合も、人工歯を洗浄消毒する必要があります。
それか締めなおしすると症状が落ち着くことが多いです。
何か違和感があったり、問題が起きた場合にはすぐに病院へ行き診察を受けることが大切です。

稀なケースですがインプラントが折れてしまった場合にも、後遺症などの心配があるためすぐに歯科を受診するようにして下さい。
インプラント治療後に周囲の歯茎が腫れたり出血する、膿が出てくるなどの場合も「インプラント周囲炎」の可能性はあります。
この場合、洗浄と消毒などの治療をする必要があります。
出血や膿などの症状を放置してしまうと、あごの骨から抜け落ちたり、肝疾患などの症例がありますので、早めに受診して下さい。
その他にも噛むと痛む場合や、発音しにくい場合など人工歯の修正や新しく変える必要があるかもしれません。

チタンは、歯科以外の医療でも応用されていて、金属アレルギーの反応は出にくいとされています。
また身体に対して有害な影響をもたらしにくい特徴があります。
ですがインプラント治療をされた方でごく稀に金属アレルギーの症状を発症する場合があります。
以前にアクセサリーをつけて痒みや発疹などの経験があった人は、治療を受ける前に必ず医師に報告しておいて下さい。
医院により治療後に金属アレルギーの症状がでることを懸念して、事前にパッチテストや採血などの検査を実施することがあります。

インプラント治療後、再修復や再手術となる場合の費用を歯科医院と提携している保険会社が負担してくれる補償制度を設けている歯科医院もあります。
治療後にトラブルにならないためにも、事前に確認してみると良いでしょう。